昨日は未来塾
未来塾とは、昨年入社した新たな社員に向けて、これまでの新規開拓の歴史をお伝えしたり、また仕事観、人生観をいかに身につけていくのか。専務取締役 牧野紀子、私、そして原ひろみ取締役、3人が一緒に新人の方々との未来塾に参加させて頂きました。
未来塾にて、私が最も学ばせて頂いたことを、本日はお伝えさせて頂きます。
学びってやっぱり大事だなと思います。
昨日、メモを取らせて頂いたメッセージの中で、私の気付きを少しお話をさせていただくと、
過ぎて初めてわかることがある
出る杭は打たれる
しかしながら、
出すぎた杭は打たれない!
打ちようがない!
尊敬される!
2つ目が、
伸びしろがあるからこそ、注意・指摘をされる
伸びしろがあるからこそ、厳しいことも言ってもらえるわけですよね。
一番やってはならないのは、注意・指摘をされた瞬間に、ふてくされる、むくれる、落ち込む、泣き出す。
ある意味、そう言う人材には、もう注意・指摘はやめようと言う気になりますよね。
伸びしろがあるからこそ、誰よりも注意・指摘をされる。
私どもで言うと、最も私から厳しい注意・指摘をされたのは他でもない、牧野紀子でした。ですが、私は昨日の未来塾にて、牧野専務が部下の皆さんに語ってる言葉をしっかりメモを取らせて頂きながら、学ばせて頂きました。
3つ目は、
成長とは自分の器を3方向に伸ばす
これってどう言う意味だろうと思いながら聞いていましたら、
成長とは自分の器を3つの方向。3方向に伸ばす。
1つ目、広げる
2つ目、高める
3つ目、深める
これって、いいことばですよね!
人は仕事で磨かれ、仕事で成長します。
引き出しが多い人、それは器を満たすための資産のストックが多いこと。
なるほど!仰る通りだなあと思いながら聞いていました。
器を大きくしたいですよね!
引き出しをどんどん増やしていきたいですね。
もっともっと成長し、自分自身の器を3方向に伸ばして大きく輝いてほしい。そんな思いを持って、牧野専務が新入社員の皆様に語ってました。
私自身も、こう言う新たな学びの機会をいただけること、とっても嬉しく思います。
そして10年の軌跡
2004年、株式会社新開拓を設立し、2014年の10年の軌跡をまとめた年表を見ながら、
どう言う風な歴史があったのか?
その当時の人数がどう言う人数だったのか?
と言うことも含め、年表をもとに新入社員の皆様にお話をさせて頂きましたが、改めてこの19年、20年の歴史を振り返りながら「歳月って意味があるな...」って言うことに気づかせて頂きました。
やっぱり、研修って6開催とか12開催とかはできると思うんですが、なんと!うちの専務取締役 牧野紀子を自慢させていただくと、ネッツトヨタ南国さん。オールトヨタ経営品質賞を取られている、オールトヨタCSナンバーワンをずっと継続して取り続けていらっしゃる、高知県にあるネッツトヨタ南国さんの研修は、なんと156回以上行ってるわけですね。
毎回毎回新しい情報をゲットし、そして受講生にどのように教えていくのか。どのように指導するのか。相当の数の本も読んでいれば、研究もしてます。
それを昨日私も学ばせて頂いて、しっかりとメモを取らせて頂きました。
そしてこのように voicy でアウトプットできることも、幸せだなと思います。
また未来塾で学んだこと、Voicyリスナーの皆様にもお伝えさせて頂きます。
今日は志誠塾「志」「誠」と書いた「志誠塾」リーダーの方々の学びの塾。
昨日は「未来塾」
今日は「志誠塾」
牧野ががどんな話をするのか?
楽しみにしている私でございます。
ぜひ皆様にもおすそ分けもしますね。
我々経営者が嫌だからやめる。我々経営者がどうしても部下たちが嫌だからこの会社をたたむ。そんなことはできないですよね。
会社を経営するには責任が生じます。
この責任と責任感、そして社長自身がどう言うマインドで会社経営するのか?って言うことは、その社長の立場になった人じゃないと、もしかしたら理解できない世界なのかも分かりません。
ですが、私は過去を振り返って思うことですが、20年間経営者として仕事をさせて頂いて、やっぱり社長にならせてもらったおかげで、学ばして頂いたことはたくさんあるなと思います。
以前の会社、教育会社も4年3ヶ月を務めさせて頂きましたが、自分がトップを極め、そして自分自身がさらに次のステージを向かうために、以前の会社を辞めて独立をしました。
独立をして、書籍を持って、財部会長にご挨拶に行った時、
「朝倉さん、あなたは裏切らなかった」
私は間違いなく以前の会社を辞めて、そして自分で会社を起こす。書籍を作ったり、研修をしたり、ある意味同業者です。
にもかかわらず、なぜ財部会長は「朝倉さん、あなたは裏切らなかった」と仰ってくださったのか?
その意味がよくわかるようになったんです。
ある意味、あなたは裏切らなかったって言うセリフは「裏切った」「裏切られた」経験があるからこそ、出た言葉ですよね。
昨日、語らせて頂いたまさに感謝の心を持って、本当にあの、あの場所で、あの体験で、あの会社に勤めさせて頂いたおかげで、今日の自分があるんです。
本当に私を採用してくださり、ありがとうございます。
未経験で営業の世界に身を置いて、営業の世界で結果を出せたおかげで、女性で初めての営業本を出すことができました。
それも財部会長が会社を作ってくださり、社員教育の会社で信用をつけてくださったおかげさまですって言う思いを、私はご挨拶に行った時にどれだけ、語れたか分かりませんが、その当時はまだ本が4冊目の本でしたね。
「初対面の1分間で相手をその気にさせる技術」って言う本を持って、1冊目の本と一緒にお渡しした時に、財部会長から「朝倉さん、あなたは裏切らなかった」って言う言葉を頂きました。
今も財部会長のことを考えると感謝しかありません。以前の会社に足を向けて寝ることもないです。こんにち自分があるのは、35歳の時に10社中9社面接を受けたものの、9社落ちて、1社が唯一面接に応じてくださった。その時、求人広告には「講師募集、インストラクター募集」と言う記事が掲載されておりました。その記事を見て面接会場に参りました。
会場について、ノックをして扉を開けて、一礼をして歩いて、面接を担当してくださった方の前に座った瞬間、いきなり
「あなた、営業やりませんか?」
びっくりしました。
まさか、営業やりませんかって言われるなんて言うことは、夢にも思わなかったんですね。
私はクロージングに弱い!
例えば何か物を勧められたらNO!を言えない。そんなNO!を明確に言えない私が、営業の世界に身を置くなんて絶対に嫌だと思いましたし、絶対に営業職にはつきたくないと思いました。
ところが10社中9社落ちてるわけで「これを断ったら落ちるんではないか?」と思って、もう仕方なく息を飲んで
「やります!」と言いました。
未経験でありながら、1年目から新規お客様開拓は、自分で言うのも恥ずかしいですが、ダントツを極めました。
1ヶ月目から新規契約社数は3社、1ヶ月目から3社。最低3社!多い時には8社10社。月に8社10社、新規お客様開拓をすると、当然びっくりするほどの仕事量になります。売れれば売れるほど仕事は増えます。
ですが、残業はほとんどしませんでした。
なぜならば、この「なぜならば」って言うのがちゃんと理由としてあるんですね。
ダラダラとした仕事はしない。
ですが、直行直帰!
遠方への出張は、もう朝一番でアポイントを入れました。そして自分がもう、早朝早く動けばいい話であって、ゴールデンタイムを移動時間に持っていくって言う、こんなもったいないことは絶対にしないって言うことが、私の中でのタイムマネジメントのあり方でした。
もったいないですよね。
ゴールデンタイムは、やっぱりお客様のために使える時間!
商談・面談、お客様の困ったをいかに解決できるのか?
課題解決のために、何が一番お役に立てるのか?
そんなことに時間を使いたい!
そのために移動は、朝早く一番遠い場所に一番のアポイントを入れて、そして本社に戻ってこれるような形を取る。
まあそう言う風に、仕事は熱意と努力と創意工夫を重ねた結果、1年目でから新規お客様開拓はトップを取ることができました。
だから私どもの会社名を「株式会社新規開拓」て言う名前にしました。
現に、私ども専務取締役は、ソニーさんの役員秘書を12年。営業未経験でありながら、9ヶ月で年間4800万円、結果を出してるんです。
そんな営業はまずいません。
私も様々な教育会社のトップとお話をしたり、いろんなお話を聞きますが、見えないものを売る!物がないわけですからね。
「この研修を受けたらあなたみたいになるの?」
売るのは全て自分自身の魅力だと思います。
その意味において、牧野の記録を誰も抜けないんではないかって言うくらい、9ヶ月で4800万円。
ですが、最初から売れた部下は牧野しかいませんでした。
過去に「営業でトップを取りました!」って言った人も、やっぱり売れるまでには3年、5年、中には7年。それくらい営業職で教育の営業で売れる人は時間がかかる。
それでも売れない営業にもお給料の保証はする。これ当たり前のことですよね。
経営社は売れないからといって、その売れない営業にお給料を払わないか?って言うと、そんなことはないんです。
私は以前、15時間300万円のプログラムを担当しておりました。
お客様から
「えっ?朝倉さん、15時間300万円と言うことは時給20万円なの?」
「はいそうです」
「社長、売れない営業にいくらの年収をお支払いしてますか?」
「売れない営業が一番経費を使うんです!」
1回で決めればいい商談を2回、3回、4回、5回、10回行ってやっと「買ってください...」
そこで断られる...
いや〜何のために...
人間関係を維持継続するために、もしお客様との面談をするんであれば、また来て欲しいと思われるような面談をすれば良い。
ですが、クロージングができなくて、プロポーズができなくて、ある意味どうでもいい話をするって言うことは、お客様の命の時間を使うことにもなります。
売れないには、売れない理由があるんです。
「300万プログラム、私にお任せください!」
「数字が低迷している営業マン研修を、私にぜひお任せ下さい!」
そこで、結果・成果が出るからこそ、リピートにつながりました。
10年間、年間300回以上の研修を担当させて頂きました。
多い時には、月に37回、40回。
4時間研修2クール!1日に3開催研修をやることもありました。
10年は、もう全力投球で邁進しました。
それを52歳まで継続しました。
2014年、新規開拓設立10周年を機に
「私はもう企業様の研修はやりません。講演会並びにトップセールスレディー育成塾だけを担当します!」と言うことで、やらないことを決めました。
その結果、牧野専務はじめ、他の講師陣が、どんどん、どんどんお客様から信頼される研修を担当することになりました。
牧野は年間ものすごい数の研修をしながら、部下育成もしております。
牧野が10人いてくれたらな?って何回言ったかです。
すが、なかなかそう言うことってないんですよ。
教育は本気と根気と覚悟がいる!
それも含め、経営者は「我慢、辛抱、無理、忍耐」
これが究極の求められる姿勢ではないかなと思うんです。
イラチの私は、もし以前のままの価値観であれば、20年間経営者は無理です。
経営者20年間の歴史の中で、本当に多くの気付きと学びを得ることができました。
本当にたくさんのお客様から教えてもらったこと。
社員の成長を通して、私自身が何よりも学ばせて頂いたこと。
経営者にならせて頂いたおかげで、今日の自分の価値観があること。
妥協ではなく、譲歩を覚えたこと。
ある意味、許せる心を持ったこと。
どんなにしんどい、辛い、苦しいがあったとしても、笑えるようになったこと。
これってありがたいことだなと思います。
改めて、私は今日自分自身の、この20年を振り返って感じたことを、このVoicyでお話をさせて頂きます。
リスナーの皆さま、
Voicyをお聞きくださり、本当にありがとうございます。