Voicyリスナーの皆様、今日はちょっとドキッとするような言葉になるかもわかりませんが、聞いてくださいね。
「そこに愛はありますか?」「そこに愛はあるんか?」っていうテレビシーンもありましたが、「そこに愛はありますか?」というテーマでお話をさせていただきます。
例えば、誰かを責めたくなった時
腹が立って腹が立って仕方がない時
もしくは自分が正しいと信じて疑わない時
そんな時こそ、この言葉を私は自分に問いかけています。
今、自分のその態度や言葉の中には愛があるのか?
それとも、ただ自分の感情をぶつけているだけではないのか?
自分の都合やエゴが顔を出していないか?
こういう問いかけは、私はしょっちゅうやります。
本当に人は、気づかないうちに自分の見たいものだけを見ているんです。
自分の感じたようにしか感じず、周りが同じ物事に対しても、どんな思考で、どんな感覚で、どのように感じているのかということを知ろうともしない。
その上で、自分が感じたように相手が感じてくれないということで、顔に出したり、心がもやもやしたり、人をジャッジしてしまうことがありませんか?
私はそういう時ありました。
自分が完璧じゃないことを棚にあげて、人の足りないところ、気になるところばっかりを見てしまう。
相手の荒探しをしている自分が、ふとした瞬間に顔を出す。
そして、それが癖になると、人の美点よりも欠点ばかりが目に入るようになってしまう。
自然と顔も歪みますよね。
本来、誰にでもあるはずの素晴らしいところが、全然見えなくなってしまう。
そして、何よりも怖いのは、そういう心の在り方が、じわじわと私たちの顔を作ってしまう。
すべて顔に出てきてしまう。
まさに、顔は履歴書です。
心に不満があると、眉間にシワが揺ります。
イライラをためていると、口角がどんどん下がります。
人を信じられなくなると、目がどこか冷たくなります。
それは全部、鏡を見ればわかる、心の形なんですね。
笑っているつもりでも、目が笑っていない。
口角を上げたとしても、頬に力が入っていない。
そんな状態の時、だから口角を上げたとしても目が笑っていないと、顔がピクピクしますからね。
そんな状態の時って、やっぱり人は私たちに近づきたいとは思わないですよね。
「ああ、この人、若い頃は別品さんだったんだろうなぁ」と思っても、年齢とともに、顔がどんどん険しくなってしまった人もいます。
そういう人を、たくさん私も見てきました。
反対に、シワも増えて、白髪も増えて、決して若々しいわけではないのに、ものすごく魅力的なお顔立ちになっていかれる人もいますね。
それって、何がそうさせているのかと思いませんか。
やっぱり私は心だと思います。
心を磨き続けること、自分の内面美をどうやって輝かせていくのか、そのためには、学びが絶対に大事だと思うんですね。
日常、私たちはどんな気持ちで人と接しているのか。
普段、どんな言葉を使っているのか。
どんな思いで毎日を生きているのか。
それが、時を重ね、時間をかけて顔に刻まれていく。
人生の選択と積み重ねが、その人の表情となって現れるんです。
だから私は年を重ねるって、とても美しいことだと思っています。
美しさは、若さだけではないんです。
百歳人生ですよ。
むしろ心の美しさこそが、その人の人生の深みを映し出してくれるものだと、私は思います。
皆様の周りにもいませんか。
その人が来るだけで、パッと空気が明るくなる人。
お店が一気に賑やかになったり、その場の人たちが笑顔になったり。
その人が発する言葉や雰囲気が、場を華やかにする。
それは、表面的な聞くばりや、和術だけではなくて、その人の心の在り方が、そうさせているのではないかなと思うんですね。
逆に、反対に、その人が来た瞬間に、空気がピリッと張り詰めるような人もいます。
まるで、場の温度が一気に下がるような感覚。
誰もが黙り込んで、なんとなく居心地が悪くなる。
そういう人って、自分では気づいていないことが多いんです。
実は、周囲の人は敏感に感じ取っているにもかかわらず。
あなたは、どちらの存在でありたいですか。
私は、やっぱり場を明らくするような人でありたいなと思います。
人のせいにはできないですよね。
評価は、常に相手がする。
私たちが纏う心の波動が、そのまま場の空気になっているということですよね。
だから、毎日自分に問いかけてみませんか。
今の自分に、愛はあるんだろうか。
誰かを傷つける言葉、相手を責める視線、自分を過大評価した傲慢な態度、そのすべてを少しずつ手放して、笑顔で、人に優しく、謙虚でいられたとするならば、私たちの人生は大きく変わります。
そして、私自身が何よりも大切にしている心の姿勢があります。
これは高校生時代に、ある人から教えてもらった言葉なんですが、
「人に優しく、己に厳しく、腹は立てずに、心は丸く、気は長く、口は慎んで、笑顔を忘れずに。」
これまでは、「気は長く」までしか、私も語っていなかったんですが、「口は慎んで、笑顔を忘れずに」というのを、今回は足してみました。
こんな姿勢でいることができたら、私たちの周りの人たちはきっと喜ばれますよね。
暖かい風が吹くようになること、間違いないです。
悪口や愚痴、不栄不満、これ絶対禁物って言ってもいいぐらい、口に出せば、一瞬はスッとするかもしれませんが、その代償として運気がどんどん逃げていくんです。
いいこといっぱい起こるはずが、いい運気がどんどん逃げていきますからね。
だから、できることなら、言葉に出さない。
万が一心に浮かんだとしても、言葉にしないで、一呼吸おいてそれを感謝に変えてみる。
言葉に変換するときに、自分の思いをプラスの言葉に変えてみる。
そんな努力をすることによって、私たちの人生がどんどん確実に好転していきます。
皆さん、理想と現実の間で、私たちは生きています。
ありたい姿と、現実の違いにがっかりしたり、苦しんだりすることもあります。
ですが、やっぱり人は成長する生き物です。
どんな自分になりたいかを明確に描き、そして小さなことからコツコツと。
大事なことは全部めんどくさい。
今日一日を丁寧に生きるために、一緒に努力していきませんか。
諦めず、腐らず、信じて歩み続ける。
その姿勢が、私たちを本当の意味で、輝かせてくれます。
愚痴や不満を言っていると、運気が上がります。
たったそれだけで、私たちの人生は好転します。
ぜひ、心晴れやかな一日を、一緒に過ごしましょう。
現実は変えられますよ。
もし、今が満足ならどうか、奢らずに感謝。
もし、今が不満足なら、どうか腐らずにもう一歩前へ。
現実は変えられます。
ですが、その第一歩は、いつも私たちの心の在り方から始まります。
参考になれば、ありがたいです。
いかがでしたか。
人は気づかないうちに、エゴやわがまま、自分本位な心で誰かを見てしまいがちです。
他の人の欠点にばっかり目を向けてしまって、自分のことは棚にあげてしまったり。
それに気づかずにいると、心の在り方は、やがて表情や雰囲気に現れます。
眉間のシワや口角の下がった顔が、不満顔になってしまって、人も運も、遠ざけてしまいます。
一方、年齢を重ねても、笑顔を大切にし、心に愛を宿して生きる生き方は、顔に優しさや深みが滲み出て、周囲を明るく照らしますね。
人生の現実は、自分が積み重ねてきた心の姿勢と行動の結果です。
だからこそ人を責める前に、自分の中に愛があるかを問い、愚痴や不平不満を手放すこと。
それが運気と人間関係を、好転させる鍵になります。
大切なのは、なりたい自分像を明確に描いて、コツコツコツコツ努力を重ね、諦めずに前を向いて生きること。
私も、さらに意識して精進を重ねます。