人が生きている限り奪うことが出来ないものがある。
それは知識であり技術である。
財産とか肩書きなどはなくなってしまうが、
一旦手にした知識・技術は誰にも奪われない。
だから知識・技術を見つけることが大事。
人が真似できないレベル。
また知識・技術を増やそうとしないと言うことは、逆に知識・技術を減らしていることになる。
1日努力しないと取り返すのに2日かかる。
なぜなら人間は必ず忘れるから。
一日とも怠らずに学び、研鑽し続ける、小さなことでいいから。
恥ずかしがる人は成長しない。
「ねぇ...」と問われて下を向き逃げる人。
逆に貪欲に学び続ける人は、恥をものともしない果敢さがある。
知識人と称する人は、根本的に間違えることが多い。
なぜなら、思い込み過ぎる。
ゆえに場面場面の「よし!よし!」確認の実践。日々小さな改善を実行。
今まで以上の気概。毎日ミスを一つ確認する日々訓練鍛錬を実践。
計画的に定期的に研鑽を実践。
そのために時間軸を常に意識し活用。
その代表が同時処理、平衡対応。
人と人 or 部門と部門の間に隙間があるがゆえに旨味がある。
常にみんなで改善を話し合い改善を実行、改善力は人の輪の力を呼ぶ。
もう一つ事を難しくしない。
常に簡潔に、シンプルに。
指導者は大きな目標を掲げ、その共有に心を砕き、実践は小さく進め。
常にチェック・アクションし、良き事例を見つけ、課題を含め評価をすること。
継続・挑戦は力なり。
1つ事に100回ミスし、挑戦してみる気概。
今私の声で読ませて頂いたこのメッセージは、2009年4月からこれまで13年間お世話になっている、ある企業様の経営トップが、昨日正式に退任されました。
2003年6月から代表取締役に就任され、2014年6月に退任。その後は取締役相談役として会社に大きな貢献をなさいました。
そして昨日が最終日でした。
非常にお世話になったお客様、担当である牧野紀子専務と二人で最後にご挨拶に行ってまいりました。
最後の最後の最後まで、涙をずっとこらえておりましたが、タクシーに乗った瞬間に、二人とも何とも言えない思いになって、ウワッと込み上げてくるものがありました。
昨日、社員の方々に最後に読まれたメッセージが、本日私の声で届けさせて頂いたメッセージです。
私たちにも下さいました。
そしてその場で読ませて頂きましたが、なんとも言えない思いになりました。
2009年からこれまで13年間の中で、全57研修をご導入下さいました。
回数は529回です。
研修時間は1992時間。
私は35歳で初めて社員教育研究所、教育会社に身を置かせて頂きましたが、こんなに長い期間、こんなにたくさんの研修をご導入頂いた企業様は、きっと後にも先にも初めてです。株式会社新開拓歴史始まって以来、このクライアント様とのご縁は、本当にすごいご縁でした。
何回も何回も何回も会話して頂きました。
そして今皆様がご覧下さっている YouTube 動画は、最後の研修ということもあり、
「どうしても最後の受講生を記録に収めてもいいですか?」っていうことで撮らせて頂きました。
快く本当に「いいよ!」って言って下さいませて、法人企業様との営業研修、管理職研修、私が担当する最後の研修は全て、動画で撮らせて頂きました。その研修の一部を今 YouTube でお届けさせて頂いております。
いろんな無理難題について、いつも快く受け止めて下さいました。
そして教育は「本気と根気と覚悟!」
13年間継続してくださる企業様は、本当にすごいなと思います。
きっかけは高知県にあります、オールトヨタ CS ナンバーワンである「ネッツトヨタ南国」さん。経営品質賞を取ってらっしゃる企業様の前田社長からのご紹介で、ご縁が繋がりました。
2009年4月全社員決起大会からスタートし、本当に様々な研修を57開催、実際には57研修のうち✕10開催とか、そして48開催とかっていうのもありまして、全て合わせると529開催。研修時間はなんと2000時間をもうすぐ迎えようとしてるわけですね。
受講生と過ごした時間、そして毎回経営幹部の方々が後ろの席で見学をされております。
良い印象を与える六つのポイントの審査も、絶対に忘れることのない審査として、私が「トップセールスレディ育成塾」リアル研修を受けてくださった塾生に、そして営業力強化セミナーにご参加くださった皆様に
「最後の本気とはこういうことだ!」っていうことを示させて頂いたのも、この企業様でした。
2003年6月と言えば、私も有限会社朝倉千恵子事務所を設立したのが、2003年の6月でした。その後9月27日から「トップセールスレディ育成塾」を開校しました。
社長になるタイミングが一緒だったっていうことも、今回やっぱり奇跡のご縁だなと思います。
「ひまわりのような笑顔で」をモットーに対応して下さる、大切なディーラー様。
そしてものすごくお世話になった山田雅之様、本当に本当にありがとうございました。
年齢は私よりも17歳年上、今年77歳!
いつお会いしてもお顔変わりません。
そして若々しくって元気になります。
同じ経営者として、本当に尊敬できる経営トップの方とご縁をいただけたことは奇跡です。
そしていよいよ退任され、次のセカンドライフを楽しまれると思いますが、奥様と幸せな時間をお過ごしになれると聞き安心しました。
ずっとずっとずっと仕事をしてくださり、そしていつも社員のこと、数字とか目標とか「何故、目標達成しないんだ!」とかって言って責めてる姿を見たことはありません。
ですが、本当に深い思いやりを持った、そんな経営トップの方です。
何よりも、子供の頃から親の仕事を手伝ってたお話であったり、いろんな話を聞かせて頂きました。
今回読ませて頂いたメッセージ
「人が生きている限り奪うことができないものがある」
「それは知識であり技術である」
これを最初に読んだ瞬間に、私は自分の亡き父を思い出しました。
「千恵子、お金や地位や名誉は、あの世には持って行かれへん!」
「せやけど、一度身に着けた知識・教養一生もんや!」
ここがダブったんです。
専務取締役牧野と昨日はご挨拶をどうしてもしたくて行って参りました。
最後に優しい笑顔に触れさせて頂いて、本当に感動しました。
社員の方々も寂しいと思います。
惜しまれる経営者、すごい方と巡り会いました。
心より感謝申し上げます。
ありがとうございます。
一生涯忘れることのできない素敵なご縁。
その出会いに巡り合える。
それこそが「すごいことだなぁ〜」ということを改めて感じます。
過去を振り返り、この人だけはどんなことがあっても忘れられない!そんな存在ってすごいですよね。
何を言ってるかではなく、何をやっているか!
どんな姿勢態度で人と接しているか!
全てトータルで私達は見られていますね。
そして既に評価は相手がするっていうこと。
お客様との関係性、お客様とのご縁、本当に大事にしたいなと思います。
改めてそんな想いにさせて頂きました。
感謝申し上げます。