7月8日
安倍晋三元首相が奈良県内で街頭演説中に銃で撃たれるという、あってはならない事件が起きました。
この件につきまして、私が7月9日の「トップセールスレディ育成塾」オンライン版 TSL 第6期の最終回の日に、私が感じている正直なことを文章に綴り、メッセージを発信させて頂きました。
その時のメッセージを今日は読ませて頂きます。
おはようございます。
朝倉千恵子です。
昨日、安倍晋三元首相が
奈良県内で街頭演説中に銃で撃たれる
というあってはならない事件が起きました。
心がざわつき、言葉に出せない憤りの感情で、
今もまだ受け止めきれていない自分がいます。
「何があってもおかしく無い時代。
だからこそ自分の身は自分で守る・・・」
TSLの中でもそうメッセージを発信してきた私ですが、
まさかこれほどの出来事が起こるとは、
驚きと腹立たしさを抑えきれません。
世界中がこの事件に驚いています。
どれだけ意見が違っても、
その主張に納得できなかったとしても、
暴力で言論を封じる行為は、
決して許せるものではありません。
さらに安倍元首相の命を奪ったこの卑劣な蛮行は
民主主義の根幹たる選挙が行われていた中で起こりました。
私は日本人では無いため
選挙権はありません。
日本で生まれ育った在日韓国人3世。
祖父の祖父にあたる
高祖父が日本が好きで伊勢に住んでいたそうです。
もしも高祖父が韓国に帰らず、
日本にそのまま住んでいたら・・・
今年60歳の私は在日5世になるかもしれませんでした。
亡き父がよく語ってくれました。
「千恵子、お前は中間や
日本の人は奥ゆかしい
日本はまさにお返し文化
千恵子は韓国のルーツはあるが
日本で生まれ育った在日3世」
また、商売を長くしていた父は
このようにも言っていました。
「日本の人に支えられ
商売もできている
日本との関係性を大事に
素晴らしい日本の人たちを大切に・・・」
同じようなことを何度も何度も語ってくれました。
これまで60年間の人生において
私の出逢いの99%が日本の人たちとの関わりでした。
そして今も目一杯支えられています。
治安の良い国
安心で安全な国
日本を訪れる外国人の方が
皆、日本を好きになる
日本人は、親切で丁寧で優しい・・・
私にとって、日本という国はかけがえのない
愛する国なのです。
だからこそより今回の安倍晋三元首相が銃で
撃たれた事柄が許せないのです。
10年前に
「日本そのものを世界遺産にすれば良い。
日本の美しさを世界に届けたい・・・」
そんな思いを人生の大先輩に語ったことが
ありました。
日本そのものを世界遺産に、
という私の突飛な発想に
とても共感してくださった方がいました。
安心安全な社会であったと思っていた日本。
この国で許せない蛮行が起こった
これが一体どんな意味を成すのか―
言論の自由は決して脅かされてはならない。
言論には言論で対抗する。
暴力や武力による蛮行は
決して許してはならない。
私はこれまで政治や宗教に対しての
批評は一切してきませんでした。
そうした話題に言及することも避けてきました。
しかし、今回ばかりはどうしても、
気持ちを抑えることができそうにありません。
選挙権もない私は
「一度も選挙に行ったことがない」
とヘラヘラ笑いながら語っている人を見て、
心中穏やかではありませんでした。
口にこそ出しませんでしたが、
決して尊敬はしませんでした。
もちろん自由と言えばそれまでですが、
言葉にできない悔しさが
間違いなく私の中にありました。
国籍の違う私たちは
税金は払っていても
選挙に参加することができない。
この国に生まれ育ち
数多くの日本の人に大事にされながら
今も99.9%が日本人との関わりの中で生きている
しかしながら国政に参加することもできない―
今ほど、この歯がゆさを痛感した日はありません。
私の個人的な願いとして、
(もしかしたら
いつか韓国と日本との橋渡し的役割を担えるかもしれない)
そんな思いの中、これまで懸命に生きてきました。
67歳に若さでご逝去された安倍晋三元首相とは
リアルでお目にかかれた経緯もあってか
より一層の悲しみが襲ってきます。
本日は「オンライン版TSL」第6期の最終回です。
毎回卒業式の日にはTSL塾生にメッセージを
させて頂いておりますが、
正直本日はどんな言葉を綴ればよいか・・・
何を書いても違和感ばかりで
文字を書く手もどうしても進みません。
一晩たった今も、
怒り、恐怖、憤り、焦り、不安…
さまざまな感情で
胸がかきむしられるような感覚が消えてくれません。
正直、頭が回らず、何も手に付かない有様です。
異例ではありますが、
ここから先は
本日、午後1時からのTSL第6期の最終回の
タイミングに塾生に直接思いを語りたいと思います。
私の魂から出る言葉を、
そのまま伝えさせてください。
オンライン版TSL第6期の皆様
最終回
宜しくお願いします。
絶対に悔いのない時間共有をしましょう。
卒業生の皆様
是非ともエールをお願いします。
朝倉千恵子拝
2013年に安倍首相と偶然お会いした時のブログです。
本日のVoicyで何を語ろうかなということを、昨日からずっと考えておりまして、
ですが、安倍首相の今回のご逝去に関しては、
「これは絶対に記録に残さなくてはならない」
「自分の想いは忘れてはならない」と思いまして、
今朝はVoicyにてお話をさせて頂きました。
あってはならない事柄です。
このようなことは許してはならない。
もう絶対に
本当にもう
私もなんか
心がふわふわして、ネジが一つ二つ抜けたような感覚に陥りました。
ですが「必ずこの後の未来のために、自分が出来ることを精一杯やっていきたい」そういうマインドに切り替えました。
今週も皆さんよろしくお願いします。
言葉に出来ないそわそわ感であったり
言葉に出来ない何とも言えない複雑な気持ちが、私たち訪れる事ってありませんか。
きっとそれは、無意識の意識が働いてるんではないかなと思うんですね。
言葉にならない感激であったり
言葉にならない怒りであったり
言葉には出来ないんですが、何とも言えないモヤモヤ感であったり、違和感であったり。
もちろん成長には違和感を受け入れるための度量は大事ですし、そのために努力はしなくてはならないですが、
時には自分の声にならない声に耳を傾けることも大切だなということを、今回改めて感じることができました。
安倍晋三元首相の今回の件は、もう残念でなりません。
とらわれない
こだわらない
偏らない
自分自身のマインドの色んな意味での整理整頓
これから先、
自分は何をすべきなのか
何を見失ってはならないのか
どう生きるべきなのか
何に向かって全力投球するべきなのか
日々精進とは何を意味するのか
そんなことを改めて考える機会となりました。
心からのご冥福をお祈り申し上げます。