頭でわかるのと、心で感じることは全く違いますね。
頭でわかっていても、なかなか心が納得してないことってありませんか?
例えば感動という言葉は「心が動く」から感動しますよね。
理屈で人は感動はしないと思うんです。
自分自身が過去を振り返った時に、特に今年は桜の花を見て涙がポロポロ出てきたり、美しい景色を見て自然と溢れる涙がこみ上げてきたり
これって何なんだろうか?
と思った時、振り返ってみた時に、景色を見るゆとりもなかったり、花を見て「本当に綺麗だなぁ」と思うような、心の余裕が全くなかったんではないかなと思います。
良い人に見せたい
良い人だと思われたい
断ってはならない
ある意味好き嫌いをしてはならないとか「ねばならない」っていう、この「ねばならない」星人が、私の頭の中にもう一杯ありまして
あれもしなくてはならない
これもしなくてはならない
あそこにも行かなくてはならない
ここにも〇〇しなくてはならない
あの人にもこうしなくてはならない
この人にもこれをしなくてはならない
部下にもこれをしなくてはならない
社員にも何かをしなくてはならない
「ねばならない」星人だったなっていうことを、改めて気付いたんですね。
私はやっぱり「ねばならない」星人だったんだ!
だから結局は自分の心が苦しくなったりっていうことって、多々あったなぁと思うんですね。
これは人から嫌われたくない、人に好かれたいっていう、究極の八方美人であったっていうことに気づきます。
人間の本質っていうのは、そうそう簡単に変わるものではないんですが、それでもやはり自分自身の素の自分、また自分自身の内側にある心を素直に気づいた瞬間、これはやっぱり大切な気づきであると思うんです。
2003年9月27日にトップセールスレディ育成塾を開講し、塾生と3200人、3200人の塾生たちと触れ合ってくる中で思ったのは「やっぱり良い人が多いな!」と、人から嫌なことを言われても、なかなかそれに対してNOを言えなくって、どうしても一人で悩んで苦しんで、だけどそれを
打破したい!
解決したい!
そういう思いの中で、本を読んで私を訪ねて来てくださったり、
私が2005年からスタートしたブログをお読みいただいて、帝国ホテルタワーに訪ねてきてくださったり、丸ビルオフィスを訪ねて来てくださったり、体験セミナーにて貴重な時間を共有出来たり。
今はオンラインですから、会いたい時に一瞬でオンラインで会うことは出来ますが、一昔前までコロナ前までは、会いたいと思ったらリアルで会うしか方法がなくって、電話でお声を聞くことが出来ても、お顔を見ることが出来ない。
そんな中、わざわざそこに行かなければ学ぶ機会も少なかった。ところが、今はオンラインで学び、そして感動を共有し、オンラインでいろんな気付きを得て、その上で「この人とはリアルで会いたいな!」「この人と大切な命の時間を共有したいな!」ということが、キチッと自分の心の中で、すみ分けが出来るような、ゆとりが出来たんではないかなと思うんですね。
今回このコロナ禍において、私たちは色んな気付き学びを得たと思います。
例えば私事で言うと、リアル研修しか行なっていなくって、リアル研修を得意としていた株式会社新規開拓が、まさか
オンラインで講演会を行ったり
オンラインでセミナーを行ったり
オンラインでトップセールスレディ育成塾を開催するっていうことは
これまでの人生の中で夢にも思わないわけです。
所が「出来事を通し、人は成長するんだなー!」って。何か突発的な事柄が起きた時「これは何のチャンスなんだろう?」と思って
前に進むか?
それとも悩んで衰退するか?
やはり一歩でも前に前進しようとする、そのマインドが日常の中で積み重なれた訓練によって、ふとした時に出てくるんではないかなと思うんです。
例えば今振り返って思った時、2020年6月20日からオンライン版 TSL 0期を開講していなかったとしたら、世界中の塾生と繋がることはなかったです。昨年の8月の5日からVoicyをスタートしていなかったとしたら、素敵な Voicy リスナーの皆様とのご縁は繋がることはなかったわけですね。
いつかこうしたいなぁ
ああしたいなぁ
と思うことは誰でも出来ると思うんです。
ところがその自分が思った事
夢ですね。
その夢にいつまでにっていう期日をつけて、
夢を実現させるための一歩を踏み出す勇気があるかどうか?
これは本当に、この一歩を踏み出す勇気によって、人生が大きく変わるんだなーっていうことを感じてます。
もしあの時、私どもの TSLチームのメンバーから「塾生とzoomで繋がりましょう!」っていう声がなかったとしたら、オンライン版 TSL を開催することはなかったと思うんですね。
そしてお客様から「オンラインで講演会を開催してください!」ってお言葉があったからこそ、5月1日に私はオンライン講演会を開催することが叶ったわけです。
まさか自分が、オンラインで何百人の方々を対象とした講演会を開催出来るなんて、夢にも思ってないわけですね。
ところが突発的な事が起こった時、そしてお客様からの依頼をどのように受け止めて、どのように前に進むかによっては、
会社の人生が変わる
部下の未来が変わる
社員の本当にこれからの人生が大きく変わる
っていうぐらいの決断を、その瞬間瞬間にしてきたからこその「今なんだなー!」っていうことを感じるんです。
出来事を通し様々な気づきを得て、その出来事があったからこそ、
何が本当で、何が嘘なのか?
何が本物で、何が瀬戸物だったのか?
自分のことを含めて、私自身もいかにメッキ人生が長かったのかなっていうことを、振り返る機会が出来たんですね。
頭でわかると、心で感じることは違う!
本当の意味での感動とは何なのか?
忙しさにかまけて、
言葉では「美しい!」
言葉では「いいね!」
って言ってたとしても、それが本心から滲み出てる言葉なのかって言った時に「すごく浅くて薄っぺらかったなぁ...」と思うんです。
手帳にスケジュールがいっぱいである自分が好きで、忙しく働いてる自分がまるで
「私ってこんなに仕事が入ってるのよ!」
「私はこんなにスケジュールがいっぱいなのよ!」
って言う事をステータスに感じてた頃が、やっぱりあったなと思います。
ついちょっと前に、人生の大先輩に連絡を入れて、謝った事が一つあったんですね。
それは何かと言うと、私の両親が2019年11月3日に母が、その4ヶ月後に父が亡くなったっていうこともあって、ずっと昭和16年生まれ、母と同い年の16年17年生まれの方々と、年に数回、叙情歌の会、唱歌の会という形で、カラオケで歌を歌う機会があったんですが、父母と同じ世代の方々から本当に良くして頂いたんですね。
ところが私はその時東京出張で、他の予定とダブルブッキングしてまして、最終的に短い時間で、その場を切り上げることになったんですが、後になって本当に後悔しました。
わざわざ私のために時間を使ってくれたにも関わらず
「人生の大先輩とお酒を飲む機会、食事をする機会、あと何回あるんだ?」と
にもかかわらず、私がダブルブッキングに気付かず、最終的には自分都合、自己都合において時間を短く区切らざる得なかった。途中退席をしなくてはならなかった。
ダブルブッキングに気づかなかった自分のミスともそうですが、やはり相手の命の時間を無駄にしてしまって、本当にもったいないことをしたな、申し訳ないことをしてしまったな、ということを改めて気づいて、お一人お一人に連絡を入れました。
改めて「申し訳ございません。なんとみっともないことをしてしまったのか...」と
「みなさん、朝倉さんのことを、そんな風に思う人はいないよ」って
「大丈夫だよ!」って
言っては下さいましたが、自分が一番みっともないなと思ったんですね。
自分都合で、ある意味スケジュールを調整してないか?
自分都合で、スケジュールを合わせてもらってるのが当たり前と思っていなかったか?どうか!
忙しい
忙しい
忙しいとは「心を亡くす」と書きますが、私は本当に「自惚れてたなぁ〜!」「慢心おごりがあったなぁ〜」
父がいつも
驕ったらアカンで!
高ぶったらアカン
驕り高ぶったらアカン!
今日お前があるのは、支えてくれてる人のお陰や!
謙虚にして驕らずっていうことを、何度も言ってはくれていましたが、私は驕っていたな〜っていう事に、本当に気付いたんです。
だから気づいた瞬間に連絡を入れ詫びました。
本当に申し訳ないなぁと思ったからですね。
自分都合、自分本位、自分勝手な行動をとっていないかどうか。
今一度振り返る、そんな気づきを得た!
今日はそのことをVoicyの皆様に、Voicyリスナーの皆様にお伝えさせて頂きます。
自分勝手な自分
自分本位な自分
ここからはさらに変えていきます。
改めて気付きを得るって言う事って、ありがたいなと思います。
その時「あっ!しまった!こういう意味だったのか!」っていうことを気づいた時に、やっぱりこれは謝ろうと思って連絡を入れたこと。
それによって、自分の心のモヤモヤが少しだけでも、なんとなく取れたような気がするんですが、もちろんそれをやったことによって、ゼロに戻ることはないと思うんですが、だけど何か気になるこれは伝えておきたいと思った時は、自分の心に素直に行動してみるっていうことは、これは悪いことではないんではないかなと気づきました。
Voicyリスナーの皆様から毎日下さる大切なコメントも、やっぱりお一人お一人が一生懸命考え、どういうメッセージを発信することがいいのかっていうことを考えながら、コメント送ってくださることも、これもやっぱり決して当たり前ではないと思うんですね。
声に出して読むことによって、私身が一番「本当に学ばせて頂いてるなー」っていう事、改めて感じてます。べっくさんが毎日に綴ってくださるブログも、一生涯残る大切な価値ある財産です。
本当にありがたいなと思います。