毎週水曜日はVoicyリスナーの皆様から質問をいただき、その質問に対して私が答えるコーナーです。
仕事のことや人生のことで知りたいこと、悩んでること、お寄せいただいたご質問に私の考えでお話をさせていただきます。
あくまでも一つのものの見方・考え方の参考になればありがたいです。これが絶対だとか正しいとかっていうことではなく、あっこんなものの見方・考え方もあるんだなということで、参考にしていただけると嬉しいです。
今日はどんな質問が来るでしょうか。毎回直前に質問を読ませていただいて、私の考えをお話しさせていただいてます。皆様、最後まで今日もお付き合いくださいませ。自分ごととして捉えていくと、仮に部下や後輩が悩みの相談であったり、周囲から色々と相談を受けた時にどのように答えるのかの参考になるかもしれません。是非お聞きください。
朝倉先生は
「仕事に行きたくない」と思ったことはありませんか?
仕事に行きたくなさすぎて
どうすればいいか悩んでいます。
仕事に行きたくない理由は上司です。
毎日毎日怒られて、怒鳴られて
心が折れそうです。
私が悪いことで怒られるのであれば
まだ耐えられるのですが、
明らかに嫌われているようで
ロックオンされてしまい、
何をしても怒鳴られます。
逆に、同僚は明らかにサボっていたり
間違ったことをしてもそんなに怒られていません。
理不尽に扱われているとは思うものの
私は気が弱く、上司に反抗することも、反論することもできないので言われるがままです。
生活のため会社には行っていますが
本当に限界が近いです。
このようなとき、朝倉先生ならどうされますか?
はい、ペンネーム「匿名希望」30代男性から寄せられた質問です。
私ならどうするか、私は仕事に行きたくないと思ったことがあるかどうかも含めて、チャプターを分けてお話をさせていただきます。
質問者様への回答。
今日は2つのパターンでお話ができたらなと思います。
まず最初の問いかけに関しては、「朝倉先生は仕事に行きたくないということはないか」って言うと、あります。これは全くないと嘘になります。私の場合は上司ではなかったですが、基本的に全くゼロかというと、それは違います。
おそらく誰にでも仕事に行きたくないと思うような時ってあると思うんですね。もう仕事が好きで好きでたまらなくて、毎日仕事したくてっていう人方が少ないのかもしれません。
ですが、上司との関係が原因でストレスを感じる場合、その状況を改善するために具体的なアクションを考えることってとっても大事だと思うんですね。
例えば、
- 上司とのコミュニケーションを改善する方法を、自分はどれだけ考えて実践行動に移したのか。
- 自分は気が弱いからということであえて同僚と比較したり、同僚に対してはそんな態度を取らないのに、自分はおそらく嫌われてるからではないか。これももしかしたら角度を変えて見ることによって、ひょっとしたら自分自身が仕事でどれだけの成果・結果を出してるのか、その結果を出せてるのかによって、上司はもしかしたら自分に対して厳しいのかもしれない。
ある意味、ちょっと言い方悪いですが、仕事で成果・結果をしっかり出されてますか?
これはちょっと私も言いにくいことではあるんですが、例えば上司にとって部下は大切な存在です。それは未来の会社のため、組織のため、その部下の成長が会社の成長につながってるからですね。
当然努力をし、結果を出してる部下は上司から愛されます。先輩からも好かれます。
ですが結果を出さないで、義務を怠って意見でばかり主張するようなタイプであれば、これは当然気に入られませんね。疎んざられることもあれば、時にはもう「もう、お前やめてええよ」っていうような感じで非常に冷たくする、そう言う場合もあります。
様々なタイプの上司の指導のあり方、いろんな組織、いろんな会社を見てきただけに、よく耳にすることも確かにあります。
今日2つのパターンでって話をしたのは、一つは
例えば「よしよし」っていう感覚で「それは大変ですよね、ストレスも溜まるし、このまま行ったら大変になるがゆえに、自分の最も健康を考えた時にその状況から逃げることも大事ではないでしょうか」っていうような話をすることも、もしかしたらできるかもしれません。
自分自身の心の健康を守るために、ストレスが溜まったと感じたら定期的に休息をとったり、仕事以外の時間を充実させることも気分がリフレッシュしていいですよって。他には趣味や興味を持つ活動に時間を割くことによって、自分自身の精神的な支えを得ることができる、そんな方法はいかがですか。
もっと言うならば、自分の成果や能力を振り返る時間を持つことも大切!という風な形で、やはり質問者様に対して、どちらかと言うと優しい言い方「それは大変ですね」って、将来のキャリアを考えた時に、このまま行ったら自分自身の健康状況を害する場合があるし、まだ若いということもあって、環境を変えることはいかがですか。こういう返答もあると思うんですね。
私はもう一つ、角度を変えての返答をしてもよろしいでしょうか。
ちょっと前半でも話をさせていただきましたが、自分の心を守るために自己主張をしないのではなく、自分の心を守るためにあえて上司に対して、やっぱり上司は自分のことを好いてないのではないか?と思うのであれば、それを勇気を持って言葉に出した方がいいと思うんですね。
例えば、
・自分自身が思ってることを正直に言ってもいいですか。
・これまで色々となかなか勇気を出せなくって伝えることができなかったんですが、今日は勇気を振り絞って聞いてみたいことがあるんですがよろしいですか。
・耳の痛い言い方になるか分かりませんが率直にお伝えしてもよろしいですか。
って言ってクッション言葉をつけた上で、自分自身が今感じてること、そしてもう苦しくて仕方がないこと、そしてもう逃げ場がなくなってることを始め、自分の本心を上司に伝えるっていう事も私は大事だと思うんですね。
現状に不満を感じてること、同僚に対する接し方と、自分に対する接し方が明らかに違うことによる不平等さや不公平さを感じてるっていう事に対しても、やはり勇気を出して言葉に出すことは大事だと思うんですね。
仮に今の職場を上司が嫌だからって言ってやめる選択をしたとしても、また新しい職場で新しい環境でそのようなタイプの上司がいないかというと、もしかしたら同じタイプの上司に巡り合う可能性は高いのではないかなと思うんですね。
上司の特質、上司のタイプ、上司は上司の問題点があるかもしれませんが、自分自身が問題に背を向けて結果的に解決できなかった、解決しなかったとしたら、結果的には堂々巡りで同じことを繰り返す可能性があります。
是非とも勇気を振り絞って立ち向かうことも大事なんですね。
・なぜ上司が自分に対して厳しいのか?
・上司が明らかに自分に対して嫌いな態度をとるのか?
・上司はなぜ同僚にはそのようなことをしなくて自分にはそれをやるのか?
・なぜ毎日毎日怒られて怒鳴られているのか?
当然、毎日毎日怒られて怒鳴られたら心が折れそうになります。自分が悪いことで怒られるのであればまだ耐えられるのですが、
・ここは本当に悪いことをしてないのか、どうなのか?
・自分の思い込みになっていないのか、どうなのか?
上司の評価と自己評価とは違います。
評価は常に相手がすること。
それを嫌われてるだけで済ましてしまって「これは上司が自分を嫌ってるからだ」って言って、怒鳴られる原因は自分が嫌われてるからだって言って、上司の責任にしてしまうのは簡単ですが、それは問題解決にならないのではないかなと私は思うんです。
気が弱いとか、上司に反抗することとか、反論することができない、だから言われるがままではなく、やっぱり例えば、自分にとって大事な人を守ろうと思ったら立ち向かいますよね。自分に部下がいたとしたら言われるままではないはずです。
自分の大切な人を守ろうと思ったら強くなかったら守ることもできない。生活のために会社に行っている。
どれだけの生産性を上げてるのか?
どれだけの結果を出してるのか?
本当に自分の今を振り返ってみない限り、新しい環境に身を置いたとしても、同じことの繰り返しになるのではないかということを、あえて厳しい言い方でお話しさせていただきます。2パターンというのはこういうことです。
是非ともどっちが自分の未来のために、明るい未来になるのか、環境を変えるのが一番簡単なんです。
ですが、自分のあり方を変えない限り、環境を変えても同じことの繰り返しになるということは、私も過去いろんな人の相談を受け、色々と問題解決のあり方をお伝えしましたが、環境を変えるのが一番簡単!
でも同じことを繰り返してる人はいます。ですが立ち向かう勇気を持ってその中で自分自身が変わることによって、上司もびっくりし、周囲も驚き、そして驚くような結果・成果を出して最終的には信頼を得たっていう事例もたくさんあります。
一つの参考にしてください。ものの見方・考え方の参考になればありがたいです。
まさにこのような質問があった時に、どのように上司に物申すのか、どのように環境を変えていくのか、その時に自己紹介をどういう風にするのかっていうことが学べるのが
「本気の営業 ロープレ」「180分ロープレ」なんです。
もう今日是非ともこの質問者さんには来てほしいなっていうこと、改めて思いました。これが気が弱いからって言って言わないでってなると、心を病んでしまいますからね。心折れそうになるって十分わかります。
そのためには立ち向かう時にはそれだけやっぱり武器を持たなきゃいけない。その武器は相手を攻撃するためのものではなくて、相手をムッとさせないでいかに自分の思いを正しく伝えるかどうか。
これを勉強するとどんなに威圧的な人、どんな嫌な人でもきちっと対応できるようになります。これがスキルなんですね。
是非とも学んで欲しいなと思います。「本気の営業 ロープレ180分」これは価値ありますからね。是非ともお越しください。