ネガティブ感情が愛と絆のエネルギーになる
あなたの人生の中で長い間一緒に過ごしてきた人や、心から大切と言える人のことを想像してみてください。その人とはずっと気が合うときばかりだったでしょうか。
例えば家族、例えば親友や恋人、上司、部下、ビジネスパートナー、好きだ、大切だと強く思っていても、時と場合によっては思いが強いからこそ、許せないと思うほどのネガティブな感情を抱いてしまうことがあるでしょう。
そんな時、心の中で強烈に渦巻くネガティブな感情とどう向き合うのか。何年もその感情に縛られ苦しみ続けるのか。その感情をきっかけとして、さらに愛や絆を深めていく関係になるのか。はたまたネガティブな感情を手放し、次なるステージに進んでいくのか。その感情とどう向き合うのかが、ターニング・ポイントになります。
このメッセージ、先日水曜日のQ&Aのコーナーで、質問者様から頂いたメッセージの後に、一気に読ませて頂いた一冊の本があるんですね。この本の中から今日は皆様にメッセージをお届けさせて頂きます。
書物の続きです。
その時の大切な処方箋がネガティブ感情を癒すと愛のエネルギーに変えることです。これまで多くのクライアントさんを見てきた中で、人生やビジネスにおいて、人間関係がきっかけで頭打ちになったり、思うように行かなかったりする方には、共通点があるように思います。それは深いところに、幼少期の親との関係で抱いた心の傷や痛み、そこから生まれた反発感や復讐心が潜んでいることです。
もう何十年も前のことなので、ご自身では解消したつもりでもいるでしょう。しかしその時のエネルギーがまだ自分の内側にあって、メッセージを送ってるケースは少なくありません。
お父さんに言われた一言が許せない、お母さんは私を愛してくれなかった。たとえ時が経っていても構いません。ネガティブな感情を癒す第一歩は、ネガティブ感情を否定したり、蓋をして見ないようにするのをやめること、そのまま認め大切に感じてあげることです。
例えば、お母さんに対して憎しみの感情があるならば、私はお母さんに憎しみを感じている自分を愛し受容しますと、自分の感情を抱きしめながら自分自身とつながります。
声に出しても出さなくても、どちらでも大丈夫です。
とありました。
次に、ネガティブ感情とポジティブ感情は表裏一体であることをイメージします。感情はエネルギーですから、強いネガティブ感情の裏側には、必ず同じ量のポジティブ感情が存在しています。
逆説的に言えば、大きなポジティブ感情のエネルギーがあるからこそ、大きなネガティブ感情のエネルギーが生まれるのです。今の例で言うと、お母さんは私を愛してくれなかったと言うネガティブ感情は、私はお母さんのことが好きで、お母さんに愛されたかったと言う、お母さんに対するポジティブ感情のエネルギーの裏返しです。
つまりそれだけ、お母さんを愛し、お母さんと繋がりたいと思ってきた。それだけお母さんを大切に思っていたと言うことです。そこに気づくだけで、愛やポジティブ感情が湧いてくる感覚を持つことができるでしょう。
そして最後に、可能な限り正直に素直に、その気持ちを相手に伝え、気持ちを共有し、分かち合うことです。お母さん、私は子供の時、お母さんに愛されていないと思って寂しかった。それだけお母さんに愛されたかったんだよ、そう伝えることで、実はお母さんはあの時こう言う状況でこう思っていたんだよ、など当時の思いや状況を知ることができます。
それによって、自分の誤解や思い込みだったんだと気づくケースも多く見られます。ここまで親子関係を例にお話してきましたが、これは兄弟姉妹の関係でも、親友との関係でも、別れたパートナーとの関係でも同じです。もし相手が亡くなっていたら、それでもいいのです。相手を思い浮かべ、ネガティブ感情を癒しと愛のエネルギーに変える処方箋を順に行ってください。
これをエネルギーの視点で言うと、相手との間で滞っていたエネルギーが流れ出し、淀みがクリアになると言うことです。そして以前よりも大きなエネルギーの循環が生まれ、その人との関係ではなく、あらゆる人間関係が活性化されていくでしょう。
Voicyリスナーの皆様いかがでしたか。
機内で一気に読ませて頂いた書物。まさにここは私のこともそうだったなと思いながら読ませて頂き、今日のVoicyでは、前回の質問者さんへのメッセージがここにあるんではないかって言うことも含めて、ご紹介させて頂きました。
この書籍を最後まで読んでいた中に、私の大切な塾生のことが書かれていました。最後のメッセージの部分ですね。この最後のメッセージの部分、もうちょっとだけ読ませて頂きます。どこを読ませて頂きたいかと言うと、あとがきの部分の一部です。
こんな素晴らしいご縁を頂き、紆余曲折ある中でいつも温かく寄り添い、サポート頂いたプロデューサーの平田静子さん、編集者の大串さん、実業の日本社さんと言うフレーズなんですが、この編集者の大串さん、苗字だけだったにもかかわらず、これは「トップセールス育成塾」出身の大串喜子さんだって言うことが分かりまして、もう即連絡入れました。
そして私は、大串喜子さんに感謝の言葉を述べたいなと思って、この今日はメッセージを引用させて頂きました。
コロナ禍でオンラインでの研修をやると決めた時、リアル版TSLが開催できなくなって、オンラインで開催をすると決めた時、最も力になってくれたのが大串喜子さんでした。
「朝倉先生、書籍をお出しになりませんか?」って言ってくれて、実業の日本社様より「Zoom時代のリモート営業入門」と言う本を出してくれました。
まさにあの書籍は私のコロナの1年目、一番大変だった時に、一度も現地に行かずオンラインだけで打ち合わせをし、古い物件をリノベーションさせて頂き、まさにそこでテレワークができるように築き上げた。今の南紀白浜のことも書いてあります。大串喜子さんには感謝しかありません。
今回私が読ませて頂いた書籍は「エネルギーを整える」カイロプラクター、ライフエネルギーコーチ、三上隆之さんの書かれた書籍です。
「人生が一瞬で変わる!」本田健さんの推薦文もありました。
本田健さんは三上さんとまさに10年以上前に出会われ、そして今も三上さんのセッションを受けていらっしゃるそうです。
私も三上先生から一度セッションを受けてみたいなと言うことを、書籍を読ませて頂いて感じました。三上先生はカイロプラクターとして30年以上も実績がある方です。心理学もまたしっかり身につけてらっしゃって、その中で様々な人生経験から、クライアント様を大切にしてらっしゃるんだなと言うことを、書籍を一気に読ませて頂いて感じることができました。
いろんな箇所を抜粋したかったんですが、今日はちょうど水曜日の質問者様のメッセージとここがリンクしまして、まさに引き寄せですね。
この書籍の一部を引用させて頂きました。
是非Voicyリスナーの皆様、三上隆之先生の書籍も手にとってお読みいただけるとありがたいです。