「朝倉先生の箸休めネタを楽しみにしております」ということで、 Voicyリスナーの方から頂いた「金魚とピラニア」の話を今日はさせていただきます。
この話を聞いたのは25年前、初めて営業の世界に身を置いた35歳の年のその時のお話です。
「金魚とピラニア」
なんだろう？このタイトルと思いませんか。
実はある方から教わったお話です。
当時はまだインターネットが世の中に普及してるタイミング、まー始まったタイミングって言うぐらいでしょうかね。そんなタイミングでもあり、なかなかこれが本当の話なのかどうなのかを調べる術はなかったので、本当に軽い箸休めネタと捉えて頂いて、どういうことを感じるのか、自分の感性に素直にお聞きいただければありがたいです。
その根拠はとか、本当にそうなのか？っていうことを調べ始めると「ちょっと面白味がないのかなー？」っていうことを事前にお話しさせていただきますね。
私が聞いたお話はこのようなお話でした。
「朝倉さん「金魚とピラニア」の話って知ってる？」って知るわけないですよね、いきなり「金魚とピラニア」ときましたから。
「それって何ですか？」
「興味ある？」
「あります！」
「是非お教えいただけませんか？」って言ったところ、
「だったら教えるね！」ということで、教えて頂けました。
金魚を空輸する際、金魚を飛行機でですね空輸する際、金魚だけを入れて空輸すると、蓋を開けると全滅していたっていうことが多々起こったそうです。
なんとか全滅できない方法がないかと考えながら、試行錯誤をするプロセスにおいて、金魚だけで空輸すると、ほとんどが全滅してる。
ではそこに一匹のピラニアを入れたらどうだろうか？っていうことで、一匹のピラニアを入れたそうなんですね。そうすると、全滅どころか金魚はすごく元気な状態で、空輸で成功したっていう事例があったそうなんです。
これってスゴいと思いませんか？
金魚だけで空輸したら、ほとんど全滅して金魚ちゃんは浮いていたんです。ところがそこに一匹のピラニアを入れて空輸したら、全滅どころかイキイキしていたってお話なんですね。
で、これってここで終わってしまったら、単なる「金魚とピラニア」の空輸のお話で終わってしまうんですね。
私その時に思ったんです！
「えっ！このお話は組織論に繋がるな！！」と。
皆さんどういうことか分かりますか？
金魚ばかりの集団、いわゆる仲良しグループは気が付いたら崩壊する。ところがその仲良しグループの集団に一匹のピラニア、いわれる厳しいリーダーです。その厳しいリーダーが加わることによって、全滅どころか組織は活性化されたっていう事例に持って行ったんですね。
いや本当にそう思ったんです。
金魚ばかり、仲良しグループの集団は、いつしか安全・安心だと思ってるうちに危機感をなくして、気が付いたら崩壊していく。ところがそこに、危機感を煽る一匹のピラニア、一匹のピラニアの存在が加わることによって、全滅するどころか活性化される。
「食べられてたまる！」かと思って、逃げ回ってたんでしょねきっとね。ピラニアに食べられたら困るっていうことでも、逃げ回って、逃げ回って、逃げ回って、逃げ回ってるうちに、まさに目的地に着いて、そっからピラニアを外してあげれば、まさに金魚は非常に生き生きしていた！
この組織で例えた時の一匹のピラニアの役割って、やっぱり大事だと思うんですよね。
リーダーが甘いか温いか、リーダーが厳しいかによって、組織は確実に変わります。
もっと言うならば、部下の仕事力も明らかに変わるんです。
生産性のある組織は、やはりそこに厳しい仕事観を持ったリーダーの存在があります。
厳しいと怖いは違いますからね。
先日、井上敬一先生がTSL5期の6回目の研修でご登壇いただいた際、非常に嬉しい言葉を発してくださいました。
「講師としても非常に、もっと頑張って！もっといろんなことを提供したい！」
という気持ちになってくださるって言うマインドを、言葉に出してくださったとともに、
やはり厳しいピリッとした緊張感をお褒め下さったんですね。
それを井上敬一先生が Facebook にも投稿してくださっております。
少し私の声で読ませて頂きますね。
株式会社新規開拓主催
「オンライン版TSL5期」での講座でした。
これは終了後にすぐに投稿してくださったメッセージです。
TSL（トップセールスレディ育成塾）で毎度お世話になっていますが、
とにかく売れる人を創ることにコミットした塾。
やはり、どんな時でも営業が
出来る人は生き残ります。
この国難の時代には甘いことは
言っていられない。
女性の応援団長朝倉千恵子先生が、
真に自立する女性を輩出する。
厳しくもとても温かい
スンゴイ塾です。
その中の一コマで話すということは
僕自身も重責を担っています。
自分もいち営業マンとして
今も勿論気張ってます。
・営業に於いての鉄板のセールストークの作り方
・顧客が購買意欲を増す行動原理
・令和時代を勝ち抜く感情の揺さぶり方
・新PASONAの法則に於けるマインドセット
・応酬話法に取り入れる人を動かす心理トリガー
などなど、
短い時間でしたが僕が持つ営業の真髄を
とことん丸裸になる迄お伝えしてきました。
その後は朝倉先生との対談。
塾生の方の質問も受け付けながら
盛り上がりました。
売ることや目標達成がゴールではなく、
顧客の幸福の創出がゴールです。
営業と言うと嫌なイメージを持つ方も
いますが、TSLの熟成の方達は
あり方を徹底的に朝倉先生に学ばれてます。
なので、自分都合では決して売りません。
というかそんなので売っても
顧客の不都合しか生まない。
商品を愛し、自分を愛し、
そして顧客を愛する。
そんなマインドで
営業を極めている方達です。
だから売って終わりではなく
永続的な顧客の幸福を願い営業されてます。
僕ならこういう方達から、
やはり買いたいですね。
なんだか長くなりましたが、
TSLに来る度に朝倉先生、
新規開拓の皆さん、
何より塾生に皆さんの熱量に僕も引火します。
営業を通してもっともっと
人間力を上げたいなと思いました。
営業についてもっともっと
語りたくなりました。
新規開拓の皆さん、
いつもステキなステージを用意して頂き、
有難う御座います。
塾生の皆さん、
本日は受講して頂き有難う御座いました。
明日もしっかり頑張るぞ〜
エイエイオー
